沢尻エリカの主演作『猫は抱くもの』(6月23日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他にて全国公開)の特報映像が解禁となった。

 本作は、“アイドルの夢を諦めた、妄想好きのアラサ―女性”沙織(沢尻エリカ)と、“自分を沙織の恋人だと思い込んでいる猫”の良男の関係を描いた、ハートウォーミングな物語。猫の良男の擬人化した姿を演じるのは、今最も注目されている若手演技派俳優の吉沢亮。吉沢亮扮する美形猫が、毎日帰りを待っていてくれる……という、“きみはペット”を思わせる設定にも期待感が高まるが、この1人と1匹の妄想とリアルが入り混じる演出こそが本作の見所。


 メガホンをとったのは『ジョゼと虎と魚たち』(2003)、『メゾン・ド・ヒミコ』(2005)など幅広いジャンルの作品を手掛け、大島弓子の名作『グーグーだって猫である』を映画版(2008)とドラマ版(2014、16)を撮り、「猫を撮らせたら日本映画界随一」と言っても過言ではない犬童一心監督。本作は“猫映画”の決定版にして、犬童ワールドの集大成となっており、劇中では実写の猫に加えて、演劇風の演出、アニメーションなど数々の演出が織り込まれ、犬童監督ファンのみならず、映画好きにこそ見てほしい、新鮮な演出が沢山盛り込まれている。

 特報で映し出されるのは、沢尻エリカ扮する沙織が、アイドルスマイルで歌って踊る姿。主人公・沙織はもともとアイドルグループ「サニーズ」に所属していた過去があるという設定で、特報の冒頭で流れる懐かしい雰囲気の楽曲は、「サニーズ」の唯一ヒット曲「ロマンス交差点」。今はアイドルの夢を断たれ、ペットショップで売れ残っていた猫・良男と平凡な日々を送る沙織だったが、峯田演じるゴッホが現れてから日常が一変。ふとした出来事で心から笑うようになったり、「頑張れば何とかなると思ったが、実は毎日折り合いばかりつけてきた……」と自分を見つめるようになる。特に、ゴッホから言われた一言で、沙織の瞳から涙が溢れ出るシーンは本作の見所であり、沢尻エリカの演技に見入ってしまう。


 そして、様々な表情をみせる沙織を傍でずっと見守り、どんな沙織でも受け入れようとする猫の良男(吉沢亮)。良男の日常にも変化が訪れ、家の外で迷子になってしまった良男は、「ねこすて橋」という猫の溜まり場で、捨て猫のキイロ(コムアイ)に出逢う……。こじらせた1人と1匹は新たな出逢いを通して、自分らしい生き方をみつける事が出来るのか―。それぞれの想いは叶うのか―。初めて劇伴を担当した「水曜日のカンパネラ」の劇中歌「マヨイガのうた」が、特報の後半を優しく包み込んでいる。


(c)2018 『猫は抱くもの』製作委員会



(出典 news.nicovideo.jp)