Pocochan通信

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    カテゴリ: 社会


    1 しじみ ★ :2018/08/18(土) 11:18:40.39

    ■技能実習生の数は、中国を抜いて1位に

    グエン、ホアン、チャン……。最近、コンビニや居酒屋などで、このような外国人店員の名札をよく見かけないだろうか。これらはベトナム人の一般的な名字である。近年、日本で働くベトナム人が急増している。

    日本で働く外国人労働者数は、2017年10月末現在で約128万人。このうちベトナム人は約24万人で、全体の18.8%を占める。これは29.1%の中国人に次ぐ人数だ。12年にベトナム人は全体の3.9%にすぎず、人数はこの5年間で約9倍にも増えた。

    ベトナム人労働者の内訳は、外国人技能実習制度に基づく「技能実習生」と「留学生」の2つのカテゴリーが大半を占める。外国人技能実習制度とは、開発途上国の人に日本の企業で働きながら技能や技術・知識を身につけてもらい、それを母国の経済発展に役立ててもらう、という制度だ。実習生が働ける期間は最長5年間。「国際協力の一環」という名目だが、人手不足に悩む日本企業にとっては労働力確保に、職を求める外国人にとっては雇用機会を得られるという、双方にとって「都合のよい」制度でもある。

    技能実習生の国籍別在留者数は、長年、中国がトップだったが、16年に初めてベトナムが中国を上回り、17年には全体の41.6%を占めている(2位の中国が31.8%、3位のフィリピンが10.2%)。また、留学生も約11万人の中国に次いで、約6万人のベトナムは2位。12年のベトナム人留学生は6000人程度だったから、留学生もこの5年でほぼ10倍に増えた計算になる。

    そもそもベトナムは、1986年にドイモイ(刷新)と呼ばれる市場経済化路線を開始する以前から、労働者を海外へ送り出してきた。現在のような形での送り出しが本格的に行われるようになったのは90年代以降である。国民の所得増、雇用の創出、労働者の技能向上などが、その目的だ。

    ベトナムは順調に経済成長しているイメージがあるかもしれない。だが98年以降、成長率が7%を超えることはほとんどなく、特に高成長というわけではない。16年の1人あたりのGDPは世界銀行によれば2171ドルで、インドネシアやフィリピンよりも低い。

    雇用機会も十分とはいえない。17年第4四半期で見ると、全体の失業率は約2%とさほど高くないが、若年層の失業率は7.3%。ベトナム全体の失業者数約111万人のほぼ半分を15歳から24歳までの若年層が占める。大卒の失業者も約22万人に達し、多くの人が大学を出ても働く場所がないという状況だ。こうした背景から、低所得層や失業者が海外へ職を求める。

    ベトナム人労働者のおもな受け入れ先は、台湾、日本、韓国、マレーシアである。平均月額賃金は、ベトナム労働省の資料(14年)によれば、マレーシア300ドル、台湾650ドル、韓国1000ドル、日本1400ドルと差が大きい。マレーシアや台湾は、派遣労働者が負担する費用が比較的低く、渡航しやすい半面、労働災害や賃金不払いなどの問題も多い。韓国は10年ほど前、国ごとの受け入れ枠を定めるクオータ制のもとで多くのベトナム人労働者を受け入れていたが、失踪者が多いため、いったん受け入れを停止してしまった(現在は再開している)。こうした事情からも、日本への出稼ぎを希望するベトナム人は多い。

    続きはソースで

    (出典 president.ismcdn.jp)


    (出典 president.ismcdn.jp)


    PRESIDENT Online - プレジデント
    https://president.jp/articles/-/25669


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    1 ガーディス ★ :2018/08/16(木) 13:39:45.76

    主力の学生、確保に悩み 東京五輪のボランティア

    2020年東京五輪・パラリンピックのボランティア募集期間(9月中旬~12月上旬)を控え、主力と見込む学生を十分に確保できるのかとの懸念が関係者の間で広がっている。
    「10日以上の活動が基本」「宿泊は自己手配、自己負担」といった条件が厳し過ぎるとの指摘があるのに加え、学生にとって2年後の予定が見通しにくい事情があるからだ。
    東京大会で必要なボランティアは大会組織委員会、東京都の募集分を合わせ、11万人に上る。年齢条件は「20年4月1日時点で18歳以上」で、学生への期待は大きい。
    だが、現在の大学3、4年生は2年後には社会人。所属する会社の理解を得られるか分からず、2年生は就職活動がある。

    7月31日に東京・四谷の上智大で開かれた説明会に参加した国学院大2年の藤村貴大さん(20)は「就活がボランティアの研修などと重ならないか、ちょっと心配」と打ち明けた。
    大会関係者からは「今の高校2、3年生への周知も必要ではないか」との声も聞かれる。
    組織委は今夏、全国各地の大学で説明会を開くほか、活動を分かりやすく紹介したチラシを30万部配布する。東京都は女優の広瀬すずさんを起用したPR映像を制作。
    「皆さん、青春のど真ん中に五輪、パラリンピックがやってきます」と呼び掛ける内容で、9月下旬からはテレビCMとして放送する。

    文部科学省とスポーツ庁は7月下旬、全国の大学や高等専門学校に対し、20年夏に学生がボランティアに参加しやすいよう、授業や試験日程を弾力的に変更できることを文書で通知した。
    既に国士舘大は五輪開幕前までに試験を終えることや、ボランティアの研修などで授業を欠席する場合は「公欠」とすることを決定。
    明治大も授業と試験を五輪前に終えることにした。こうした取り組みが今後、各大学にどこまで広がるかも鍵となりそうだ。

    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3420465016082018CR0000/
    ★1)2018/08/16(木) 11:12:53.17
    前スレ
    http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1534391433/

    関係者が利用しそうな関連スレ
    【社会】活動費は年金から。風呂も断った尾畠さんが貫く信念「自己完結するのが真のボランティアだ」
    http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1534387744/
    【師匠】尾畠春夫さん(78) 今日の名言「夢を持ち続け、迷うことなく実行すること」「日本は資源の無い国。だけど知恵が無限にある」★2
    http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1534387225/


    【【東京五輪ボランティア】主力の大学生の確保に悩み 大会関係者「今の高校2,3年生への"周知"が必要ではないか」】の続きを読む

    オムツ替え

    (deeepblue/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

    赤ちゃんは、外出先の思わぬシーンでおむつを濡らしてしまうことも…。女性限定匿名掲示板『ガールズトーク』にて、そんな「外出先でのオムツ替え」に関する衝撃的な投稿が寄せられ、物議を醸している。

    ■赤ちゃんがうんちをしていたので…

    投稿者の女性は、知人女性がSNSに投稿していた内容について、同掲示板に打ち明けた。その知人女性は、ファミリーレストランに出掛けた際、まだおむつが外れていない子供がうんちをしていることに気づく。そこで…

    「赤ちゃんがうんちしてたのでテーブルでオムツ替えしてたら、隣の席の人に怒られちゃいました(泣)なんで? 赤ちゃんがうんちするのは当たり前だしあなたもうんちするでしょ!? これだから子育てしにくい世の中になっていくんだよ」

    と、こともあろうに食事をするテーブルの上で堂々とオムツを替えた結果、隣の席の人に注意を受けたことをSNSに投稿していたという。

    投稿者はこの知人女性の投稿について「この思考が当たり前だと思っていることが怖い」と心の叫びを同掲示板に書き込み、他ユーザーに意見を求めている。

    ■「非常識にもほどがある!」と批判殺到

    こちらの投稿には、トイレのオムツ替えシートではなく、食事をするテーブルでオムツ替えをした知人女性に対する批判の声が殺到している。

    ・まじで勘弁してくれよー! 非常識にもほどがあるだろ…

    ・ひぇえ…ファミレスならトイレにオムツ替えシートあるからそこでやってくれ…って感じですね

    ・私もうんちするが、トイレでするんだよ!

    ・マジな話?? そんな知り合い……縁切りレベル。同等に思われたくない

    ・その人すごいね、近くで食事してる人もいるはずなのに。そう言う人に限って同じような事をされたら非常識とかあり得ないとか激怒するんだろうな一人でもこんな人がいると他の子連れの人達までも子連れ様と思われちゃうのは嫌だね

    「その人と同等だと思われたいから(私だったら)縁を切る」といった声や、「こういう人がいるから益々子連れ親への風当たりが強くなる」といった意見も多くの共感を得ている。

    ■他にも衝撃的な目撃談が…

    また、「以前ファミリーレストランで働いていた」というユーザーたちからは、「自分が働いていた店で見かけた非常識なママ」についての目撃談も。

    ・うわー…。学生の頃のバイト先でテーブル席を片付けようと思ったら、食べ終わった皿の上に使用済みのオムツを置いて帰った客がいて異臭騒ぎになったのを思い出しました…。あの客もこういう人だったんだろうな…。頭おかしいですね。赤ちゃんもそんな所でオムツ替えされてかわいそう

    ・某ファミレスチェーンで働いてた時に、個室の和室で換えたであろう使用済みオムツを、テーブル下の足元の隅っこの方に放置していく子連れの方、けっこういたなあ…っていうのを、この書き込みを見て思い出しました。。こういうことする馬鹿親がいるから子連れが冷たい目で見られちゃうんでしょうねえ…。同じ子連れとしては超迷惑ですわ

    トイレにオムツ替えシートが備え付けられているなど、赤ちゃん連れでも利用しやすいはずのファミレス。しかし、非常識な行動をしてしまう親は、いたるところで目撃されているようだ。

    ■親のモラルは低下している?

    しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,342名を対象に「最近の親はモラルが低下していると思うか」調査を実施したところ、全体で約7割の人が「低下していると思う」と回答。

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    (©ニュースサイトしらべぇ)

    性年代別に見てみると、男性よりも女性のほうが「親のモラル」について厳しい見解を示していることが伺える。

    「食事の席でオムツ替えはしない」ことはもちろん、汚れたオムツは、基本的には持ち帰ることがマナー。周囲の人が気持ちよく食事できるよう、最低限のマナーを守ることも親の務めではないだろうか。

    ・合わせて読みたい→お前らは神様じゃねぇ!飲食店員が激怒する「ウザい客」5選

    (文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
    対象:全国20代~60代男女1342名(有効回答数)

    ファミレスで赤ちゃんがうんち 母親の「ありえないSNS投稿」に批判殺到


    (出典 news.nicovideo.jp)




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    妊娠・出産を機に禁煙した母親の15%が、産後に喫煙を再開している――妊娠・育児中の女性向けメディアを運営するカラダノート(東京都港区)の調査でこんな事実が分かった。

    【その他の画像】

     喫煙を再開した時期は、「産後すぐ~3カ月未満」が55%で最多。次いで「産後4カ月~6カ月未満」「産後半年~1年未満」(ともに12%)、「産後1年~1年半未満」(7%)、「産後1年半~2年未満」(5%)、「産後2年~2年半未満」という結果だった。

     喫煙を再開した理由は、「イライラやストレス」(36%)がトップ。「子どもが母乳を卒業したから」「周りが吸っていたから」(8%)も多かった。このほか、「何となく」「我慢していたから」「息抜きとして」「特に理由はない」――といった回答もみられた。

     ただ、喫煙を再開した人からは「子どもの前や、子どものいる部屋では吸わないことを徹底している」「授乳感覚が空いた時に吸っている」「誤飲を防ぐため、たばこの保管場所に気を付けている」となどの工夫をしているとの意見が出た。

     「衣服にたばこの臭いが付かないよう、上着を着て吸う」「なるべく吸わないよう、のどあめをなめ続けている」「吸った後は清涼菓子を食べ、歯を磨き、手を洗う」など、独自の“喫煙ルール”を設けている人も存在した。

     同社は「喫煙者の母親は以外と多いが、街では子連れの女性がたばこを吸っている姿はあまり見かけない。子どもの前では吸わないよう気を付けているからだろう」と考察している。

     調査は7月29日~8月5日にかけて、同社のメディア「カラダノートママ部」のメールマガジンに登録している育児中の女性2230人を対象に、インターネット上で実施した。

    喫煙を再開する時期(=カラダノート調べ)


    (出典 news.nicovideo.jp)




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    性差別に悩んでいるのは、女性だけではない。健康社会学者の河合薫さんは、保護者から「ロリコン」と呼ばれて退職を余儀なくされた男性保育士の話を聞き、「無意識の性差別に苦しめられている男性は少なくない。女性を抑圧する男社会は、男性の生きづらさも助長する」と分析する――。

    ※本稿は、河合薫『面倒くさい女たち』(中公新書ラクレ)の第3章「なぜ、女はセクハラにノー!と言えないのか?」を再編集したものです。

    ■念願の保育士になるも2年で退職

    「いちばん堪えたのはロリコン呼ばわりされたことです。“保育園落ちた日本死ね”以来、子どもを預ける側の問題や、保育士の賃金問題はクローズアップされたけど、僕たちには声を出す自由すら与えられていないんです」

    こう告白するのは、ある男性保育士です。彼がしきりに訴えたのは、男性保育士への「保護者のまなざし」でした。

    サカイさん(仮名/35歳)は子どもが好きで、親戚が保育園を経営していたこともあり保育士を目指しました。念願の保育士になるも2年で退職し、現在は一般企業に勤務しています。

    「保育園が女性の職場だってことは承知していたけど、更衣室やロッカーに男性用がないのは、ホントに困りました。でも、慣れればなんとかなったし、子どもたちがなついてくれたので、仕事は楽しかったです。ところが半年ほど経ったときに保護者から『おむつ交換の場に私がいるのが嫌だ』とクレームがあった。そういうクレームがあるとは聞いていたし、『プールに一緒に入れたくない』と言われて辞めた人もいるという話も聞いていたので、『来たか』って感じでした。でもね、やっぱり実際に言われるとショックで。私はそんなに危険人物だと思われているのかなぁって。保育士という仕事にも疑問を持つようになっていました」

    ■「小学校教師ならば言われないのに」

    「そんなとき、ヘビー級のパンチをくらう事件が起きた。保護者たちの間で、私がロリコンだとウワサになってると園長に言われたんです。いや~、あれは堪えましたね。小学校の教師が男性でも何も言われないのに、なぜ、保育士だとロリコンと言われてしまうのか。そんな風にしか見られていないのかと思うと、悔しくて悔しくて……。それで踏ん切りがついて辞めたんです。ただ、辞めた自分が言うのもなんですけど、男性保育士はいろいろな意味で貴重な存在です。もっと増えたほうがいい。ただし、保護者の偏見はきついので、それに耐えるほどの情熱を捧げる男性がどれだけいるのか? というと正直、疑問です」

    保護者の理解――。これこそがジェンダー・ブラインド。無意識の性差別です。男性保育士に関する文献や調査は極めて少ないのですが、限られた情報の中には、子どもへの性被害を懸念するだけではなく、女性の保育士と食事をしただけで「子どもの教育に悪い」、母親の相談にのっただけで「○○さんとあやしい」など、保護者のまなざしの露骨さが暴露されています。

    ■「男性保育士=体育指導」もステレオタイプ

    2017年に千葉市が策定した、男性保育士が働きやすい環境を年計画で実施する「市立保育所男性保育士活躍推進プラン」をめぐり、激しい議論になりました。きっかけは熊谷俊人市長のツイッターです。

    保護者たちは「うちの子の着替え」という文言にいっせいに噛み付き、瞬く間に炎上。幼女は性的な被害者になりやすい、女の子にも羞恥心がある、男女差別と性的区別を混同している……などなど、批判が相次ぎました。

    中には男性保育士に期待する保護者もいましたが、男性保育士に体育の指導を率先してやってもらいたい、子どもに運動・遊びの技能を習得させてほしいなど、男性=身体能力が高い、男性=運動好き、男性=外で遊ぶのが得意、というジェンダー・ステレオタイプに基づいていたのです。

    女性の場合には「お茶を入れる」のを求めるだけでセクハラになるのに、男性の場合は「男らしさ」を求める声が「期待」になる。女性であれば「そりゃ。問題だ!」と周りも騒ぐが、男性の場合は「まぁ、うまくやれよ」と諭されるのがオチ。オトナの男性たちもまた、ジェンダー・ブラインドのプレッシャーにさらされていました。

    ■「性役割」を押し付けられる男のしんどさ

    男でいることの生きづらさは「男性問題」と呼ばれています。私の男関係のいざこざではありません。ジェンダー・ステレオタイプや性役割に起因する男性差別です。以前、都議会で「早く結婚しろ」「女は子どもを産んで当たり前」といったヤジを男性議員が飛ばし問題になったことがありました。私はそれをコラムで取り上げ、

    「こういった性役割を平然と言う人は、男性にも『保育園の迎えで会社を早退するなんて、真面目に働いてない証拠』『40過ぎて女房ひとり探してくることができないなんて、親が泣くぞ!』などと、終身雇用、年功序列、専業主婦が当たり前だった時代の男の価値観を刃にする」

    と書いたところ、男性たちから「よくぞ書いてくれた!」と想像をはるかに超えるサンクスメールをもらいました。

    ■「イケメンに職場活性効果あり」はスルーされる

    とどのつまり男社会は、女性だけではなく男性の生きづらさも助長する。そして、男性問題に悩む男性は「面倒くさい」と思われたくないから口を閉ざします。

    男性問題は、声にならない悲鳴です。

    女性たちは女性の生きづらさばかり訴えますが、男性たちの声に耳を傾けているでしょうか? 私はその認識のなさがまた、「女は○○」というまなざしを生んでいるように思えてなりません。「イケメンに職場活性効果アリ?」とのアンケート調査の記事が公開され、男性たちからいっせいにブーイングが起きたことがありました。

    ※対象は「社内にイケメンがいる」という20~49歳の女性会社員600人。

    83.7%の女性が「社内にイケメンは必要」と答え、49.8%が「イケメンがいると、仕事のモチベーションが上がる」と回答したというのです。身もふたもない回答の連続に唖然というか、笑うしかありません。「男性には、これくらい言っても大丈夫」「男性は、こんなことは気にしない」「男性は強くて当たり前」「男性は心が広くて当たり前」……。イケメンを美人に置き換えて男性にアンケートしたらセクハラとバッシングされるのに、なぜか女性には許される現実が、ここに存在するのです。

    ■日本の男性は幸せじゃない?

    内閣府の「男女共同参画白書」の平成年版で、発行以来初めて男性特集が組まれ、ニッポンの男性たちの苦悩が明らかにされました。

    ・共働き世帯は年々増加傾向にある一方で、男性の長時間労働は改善されていない
    ・非正規雇用の男性の未婚率は、30~34歳が84.5%、35~39歳が70.5%、40~44歳では57.6%
    ・週60時間以上就業している者の割合は、就業形態を問わず女性より男性のほうが多い
    ・平均所得は女性で増加傾向、男性では正規・非正規など雇用形態や学歴を問わず減少
    ・「現在、幸せである」とする女性の割合が、男性の割合を上回った・「現在、幸せである」とした割合を、世帯収入別に見ると、男性は300~450万円未満がピークであるのに対し、女性は世帯収入が高くなるほど幸福度が高い
    ・妻が「自営業主・家族従業者」の場合に夫の幸福度が最も高く、妻が「主婦」の場合に、妻の幸福度は高いが夫は低い

    ……お父さんたちの慎ましやかな生活を垣間見ることができる結果です。おそらくこれらをまとめた役人の方たちも、お父さんたちの「悲哀」を世間に訴えたくて、「男性特集」を組んだはずです。ところが、メディアの反応は薄かった。「男性特集」の内容を報じた大手メディアは、当時私が調べた限り毎日新聞と日本経済新聞だけ。取り上げたテレビ番組は見当たりませんでした。

    欧州に比べて男女格差が根深い米国でも男性問題は注目されていて、「男性学」を専門とする修士課程が、2015年にニューヨーク州立大学ストーニーブルック校に開設され話題になりました。

    男性学とは「男性性研究(masculinitystudies)」と呼ばれることもある学問で、男性ゆえに抱えるさまざまな問題を研究する学問です。

    「女性学(women’sstudies)」は1960年代のアメリカで、女性解放運動と大学改革運動が結ビつき大きく発展しましたが、男性学は1991年に米国男性学協会が設立されたのをきっかけに、関心が高まりました。女性が社会進出し、女性の社会的・経済的地位が上がったことで、男性でいることの難しさを味わっている男性が増えたことが背景にあります。女性の社会進出が男性の悲鳴につながるとは、なんとも皮肉です。

    ■男性も「男に生まれるのではなく、男になる」

    「男だから」弱音を吐かず、長時間労働に耐え、競争社会に翻弄される。「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」とはシモーヌ・ド・ヴォーヴォワールの有名な言葉ですが、男もまた「男に生まれるのではなく、男になる」。女性たちが「女」を演じきれず「女らしくない」と批判される悔しさを、「男」たちも味わっています。

    私は何も女性たちに、「自分たちの苦悩ばかり言うな!」と言っているわけではありません。男性たちの声にならない声にも気づく、しなやかさを持ってほしいのです。と同時に、男女二分法のジェンダー・ステレオタイプは、性的マイノリティーの人たちの生きづらさをもたらしていることも、忘れないでほしいです。

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    河合薫(かわい・かおる)
    健康社会学者
    東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輪に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学し、現在に至る。著書に『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアシリーズ)など。

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    河合薫『面倒くさい女たち』(中公新書ラクレ)


    (出典 news.nicovideo.jp)


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