Pocochan通信

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    カテゴリ: 教育


     2021年度入試から大学入試は大きな転換期を迎えます。従来の大学入試センター試験に代わり、「大学入学共通テスト」がスタートし、各大学の個別試験でもこれまで重視されてきた知識だけでなく、思考力や判断力といった力が問われるようになります。
     河合塾では、新高1・2生・中学生および保護者を対象に、変わる大学入試について、最新情報も含め、わかりやすく解説するとともに、これからやるべきことなどをお伝えする特別講演会を開催いたします。
     大学入試に向けて親子で話し合い、また、将来について考えるきっかけとして、新高1・2生・中学生や保護者の皆さまにこの特別講演会をご案内したく存じます。

    <前回もたくさんの方にご参加いただきました!>
    前回は、2018年9月から11月中旬にわたり、全国24会場で開催いたしました。保護者の方も熱心にメモを取りながら聴く姿が見受けられました。

    ●参加者の声
    ・子どもは中3生のため、目の前の高校入試でいっぱいいっぱいですが、その先にある大学入試で必要となる「思考力・判断力・表現力」は、社会人としても必要になるものなので、家庭でサポートできることはしたいと思いました。(中3生の保護者)

    ・新大学入試の漠然としたイメージが明確なものになりました。今回の講演内容を参考にしながら、これからの受験勉強を進めていきたいと思います。(高1生)


    『新大学入試 特別講演会~今がスタート!新入試を勝ち抜け!』概要
    ■対象    :新高1・2生・中学生と保護者
    ■費用    :無料
    ■申込方法 :河合塾ホームページよりお申し込みください。(要事前申込)
    https://www.kawai-juku.ac.jp/event/spc/unvexam/
    ■内容:
    Part1 新大学入試最新情報
    Part2 変わる入試に向けてやるべきポイント
    Part3 講師による学習アドバイス
    ※一部の会場では、実施内容が異なる場合があります。
     詳細は上記申込サイトから該当会場イベント詳細をご参照願います。

    ■実施日程・会場
    ※講演時間は、会場により異なります。詳細は、申込サイトにてご希望する会場をご参照願います。

    【その他】
    新高3生向けの特別進学講演も別途実施します。詳しくは下記ホームページをご覧ください。
    https://www.kawai-juku.ac.jp/event/spc/oyako/


    配信元企業:学校法人 河合塾

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    (出典 news.nicovideo.jp)

    【[新高1・2生・中学生・保護者対象]  変わる大学入試をわかりやすく解説新大学入試 特別講演会~今がスタート!新入試を勝ち抜け~】の続きを読む


    画像は公式サイトをキャプチャ


    出版不況が叫ばれる中、ここ数年の児童書・絵本の売り上げは右肩上がり。しかし、絵本は年間2000冊以上も発売されており、親にとっては種類が多すぎて何が子どもに良いのか迷ってしまうのが現状です。

    1月22日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)では、自宅に絵本を1500冊持ち、絵本教室まで開いている絵本講師の内田早苗さんが登場。「絵本に教育を求めるな!」という内田さんの主張に、マツコ・デラックスさんは「なんか、わかる気がする」と妙に納得していました。(文:篠原みつき)

    絵本は「大人が期待するしつけにはなりません!」

    内田さんによると、親は絵本に学びや道徳の効果を求めたがりますが、効果を期待しての絵本選びは間違いだそうです。

    「順番守りましょうとか仲良くしましょうとか、しつけに絵本が効くんじゃないかと思っている親がいて、そういう目線で選びたくなる。でも、1500冊読んできて(スタジオ観覧している中学1年生の息子さんを見て)あそこまで大きくして得た結果は…しつけには効かないですね!」

    ときっぱり。「絵本は、子どもとただ楽しむもの」と説きます。マツコ・デラックスさんは「なんとなく分かる気がする。なんとなく」と頷いていました。

    これには絵本の読み聞かせ活動をしている筆者も同感です。東京こども図書館名誉理事長の松岡享子さんも、著書『えほんのせかい こどもせかい』(日本エディタースクール)の中で、やはり絵本に教育的効果を望むことへ異を唱え、子ども時代は、「考えることよりさきに感じることがじゅうぶんになされなければならないと思うのです」と書いています。親子で楽しい時間を共有できる絵本が何よりでしょう。

    子どもが苦手だった内田さんにとって、絵本は「子供と仲良くなるためのツール」でした。31歳で出産したとき、自分の子どもは無条件に愛しいと思いながらも、どう接すればいいか分からなかったそう。「いわゆる子どもをあやす可愛い声も出来なかったし、どうすればいいか誰も教えてくれないし、(子どもの扱いは)苦手なまま」という言葉に、マツコさんは「そうなったとき(絵本は)便利ねえ」と感心しきりでした。

    小さい頃に読んでもらった絵本、意外と子どもは覚えていない?

    紹介された絵本の多くは、長年子どもたちに愛読されてきた本です。子どもしか気づかない共感ポイントがある「しろくまちゃんのほっとけーき」(わかやまけん/こぐま社)や、胎内音を書いたという『ごぶごぶごぼこぼ』(駒形克己/福音館書店)、息子さんが2歳のとき食べる真似をして可愛かったという「くだもの」(福音館書店)などです。

    マツコさんは、今日お母さんが紹介してくれたものの中で、何か覚えているものがあるか息子さんに聞いたところ、「ないです」と一言。ドライな返事に、マツコさんは

    「まあ、瞬間瞬間を生きてるって事じゃないの?」

    と肯定的にとらえていました。

    最後は、息子さんの小学校卒業前夜に読み聞かせた絵本『あなたがとってもかわいい』(みやにしたつや/金の星社)を紹介。子を想う親の普遍的な愛を描いたもので、12歳の息子さんは読み終えたとき感激して泣いていたそうです。13歳の今は、「内容までは覚えてないけど、読んでもらったのは覚えてる」「その時は泣きたかったから泣いたと思うけど、覚えてない」とのこと。

    マツコさんは「おまえこれを覚えてないのか?そんな昔の話じゃないぞ」と驚きつつ、「(だから)期待をするんじゃないと。読み聞かせるってことが子育ての一環なんだね」とコメント。内田さんは笑顔で同意していました。





    (出典 news.nicovideo.jp)



    【マツコ「絵本に教育を求めるな!」 に納得 「読み聞かせるってことが子育ての一環なんだね」】の続きを読む

    1月9日(水)放送のTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」で取り上げたTFM+コラム「大学受験で“親同伴”は過保護? イマドキの『お受験』事情」。後にYahoo!で配信したところ、Yahoo!のコメント欄には多くの意見が寄せられました。今回は、そのコメント欄からピックアップした興味深い意見を紹介します。



    ※写真はイメージです。



    近年、大学の受験会場まで親が同伴するケースが増えているそうです。1月9日(水)放送のTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」では、こんなエピソードを紹介しました。

    「子どもの大学受験のときの話です。受験を終えて帰ってきた息子に聞いた話なのですが、最寄駅から受験会場までのバスに乗り込んだところ、受験生の付き添いの保護者の姿をチラホラ見かけたそうです。子どもが心配で会場までついていてあげたい気持ちはわかりますが、もうすぐ大学生になる子の保護者が会場までついていくのは過保護なのでは……とも感じました」(50代・女性)

    Yahoo!コメント欄にも「大学受験に親同伴」に関していろいろな意見が集まりました。

    「私は女ですが、正直これは『過保護かも』と思いました。私自身も大学受験のときは宿泊先や高速バスなど自分で探して手配するのは何もかも初めてで苦労しましたが、今ではいい思い出です。ホテルをチェックアウトしていざ受験となった当日の朝は、ちょっと大人になれたような気がして、その後の自信に繋がりました。だから、親同伴で来てる受験生とか私の目から見ると頼りなく映りましたね。18歳にもなって親が一緒?というのに驚いてしまって。受験って独り立ちへの第一歩だったりもするので、やっぱり親同伴の大学受験は個人的にはどうなのかなって思います。ただ、それまでもいろいろ親が手をかけすぎていて、子どもが自主的に考えたり動いたりできない状態なら仕方ないのかもしれないですが」

    「30年ちょっと前の受験生だった私には、受験に親がついていくことは理解できない」

    こうした「同伴は少し過保護では?」という意見もありましたが、多くの意見は「地方から受験に行く場合は同伴するのもわかる」「いろいろなケースがあるのだから一概に過保護と決めつけるのは乱暴」というものでした。

    「子どもが大学受験ですが、学校に入るまで見届ける予定です。行ったことがない大学もあるし、途中で電車が止まったらとか道に迷ったらとか、子どもも不安そうだし、私も到着するまでヤキモキしなくちゃいけない。だったら一緒に行けばお互い不安もない。ここまでの努力をずっと見ているので、当日は余計なことに気を取られず集中して力を発揮してほしいと思う。そのためのサポートはなんでもしようと思います。でも、これはうちの場合で、子どももそれを望むからです。ひとりで行きたいと言うようなたくましい子なら、親もそうすれば良い話。大事なことは、当日、子どもが持てる力を発揮すること。どっちがダメとか、そんな話じゃないと思うけどな」

    「今どきは子どもが受験している間、親もいろいろできるように、下宿の下見や合格後の手続きなどについてのコーナーが学校内に設けられています。そこでいろいろ聞けたので、合格後はスムーズでした。単なる過保護と括ってほしくないです」

    入学後、ひとり暮らしが始まる場合には試験中に親が物件探しをする、というパターンも多いようです。実際、親に同伴してもらった、という人からは「初めての東京で、親がいたのでパニックにならずに済んだ」「緊張をほぐしてもらい試験で力を発揮できた」などのコメントも。子どもが必要ないと言っているのに強引についていってしまう場合は別ですが、多くの場合は「受験に親同伴」は良い側面が多いのかもしれません。

    最後に、こんなコメントも。

    「昔の日本人は中学や高校を卒業した時点で大人になることが社会的に求められたが、今は平均寿命の高さ、少子化、大学全入時代への突入、経済状況の変化にともなって、大学生でも子どものままでいることが許容されるから別にいいのでは。実家でずっと上げ膳据え膳でママからお世話されてきた子に、大学受験でいきなり『一人でやれ』は無理だよ」

    スマホもインターネットもなかった時代、親同伴でなく自分ですべてをこなしていた人もいたことは確か。ですが、今は時代も変わり、昔とは常識も大きく変わっています。何がいけないと一概に決めつけることはできません。

    まずは受験生が力を発揮できる状況作りを最優先に考える、というのは親として当然のこと。子ども側が望んでいるのなら、後悔しないようについていく、というのが正しい判断なのかもしれませんね。


    <番組概要>
    番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
    放送日時:毎週月~木 13:00~14:55
    パーソナリティ:高橋みなみ
    番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
    番組SNS:
    LINE=@korenani
    Twitter=@KoreNaniTFM
    Instagram=korenanitfm


    (出典 news.nicovideo.jp)



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    都立高校の進学実績が、この30年で激変している。日比谷や青山といった都心の学校が復活している一方、立川や八王子東といった郊外の学校は実績を落とし、入学難易度も下がっている。不動産事業プロデューサーの牧野知弘氏は「この変化は人口の都心回帰と連動している。都心の学校ほど優秀な生徒が集まるようになった」と分析する――。

    ※本稿は、牧野知弘『街間格差』(中公新書ラクレ)の一部を再編集したものです。

    ■親世代の受験時とは大きく異なる現状

    かわいいわが子の受験。子供をどこの学校に進学させるかは、親にとって最大の関心事のひとつであろう。

    受験に関わらず、なんでもそうだが、一度自分で通過した物事の場合、その経験に立脚した視点で意見しがちである。しかし受験期を迎えた子供たちが通う塾からもらった資料などを見て、当時とは大きく異なった状況に驚かされることも多い。特に変化が激しいのが学校の合格可能偏差値である。たとえ自分が進学した学校であろうと、長く住んでいる地域だろうと、あらためて見てみて、いろいろ驚かされることが多いはずだ。

    つまりこれは、自分たちが受験した時の学校絵図と現在のそれとがかなり異なっているという事実である。

    戦後まもなくから高度成長期にかけての東京都内の進学コースで有名なものに「番町小学校⇒麹町中学校⇒日比谷高校⇒東京大学」があった。私の場合、やや時代が異なるがこのうちの麹町中学校を卒業した。もっとも麹町中学校は公立中学に過ぎず、地元に住んでいれば誰でも自動的に進学できる学校だった。地元の麹町小学校を出た私は何の苦労もなく麹町中学校に進学したのだった。

    ■都立高校が優秀な学生を独占していた時代

    確かに、当時の日比谷高校は東京大学に毎年100名を超える合格者を出していた名門校だったが、そこに合格するためには、それなりに成績優秀でなければならない。そうした意味で、この「エリートコース」は都市伝説と呼んでいいのかもしれない。

    そのほか、当時の都立高校には有名大学へ大量の合格者を出す進学校が数多くあった。日比谷高校のほかにも新宿区にある戸山高校、立川市の立川高校などがそれだ。これらは日比谷高校と並び、戦前の旧制府立中学。いわゆるナンバースクールと呼ばれた学校だ。

    当時も私立の麻布高校や開成高校などの有名校は存在したものの、これらの都立高校は東京教育大学(現在の筑波大学)付属高校、同駒場高校、東京学芸大学付属高校などとともに優秀な学生を独占していたのである。

    学校群制度で「都立ガリバー」校が凋落

    その後都立高校は、新しい入学者選抜方式として、1969年に学校群制度を導入。このとき同時に学区制を採用したことで、ほとんどの都立高校で学区外の学校の受験が認められなくなった。

    当時の東京都の小尾乕雄教育長が唱えたのは「富士山よりも八ヶ岳」。学校間の格差を減らし、いろいろな学区で複数の優秀な学校を作ろうとしたのである。

    しかし教育長の思惑とは別に結果として、日比谷や西といった


    都立のガリバー校は凋落。残念ながら都立高校はかなり低い八ヶ岳になってしまった。その一方で、都内それぞれのエリアとそのエリアの中心となる進学校の位置づけを明確にすることにつながっていった。

    なお麹町中学校を卒業した私が進学先に選んだのが、当時家があった練馬区が所属する第3学区第32群の進学校である西高校。

    ■人口の郊外拡散に伴って進学校が移動

    私が高校に進学した昭和50年頃は、都心に通うサラリーマンのベッドタウンが、中央線や京王線、西武線沿線に西へ西へと成熟した街並みを形成し始めた頃に該当する。

    たとえば第3学区を形成する杉並区、中野区、練馬区はまさにその時期に成熟したエリアの典型であり、そこで教育熱心な親に育てられた子供たちは、学区内の進学校に進むようになったのだ。東京西部に広がる住宅地開発の流れはさらに、JR中央線の線路に沿って西に進み、国立市にある国立高校、八王子市にある八王子東高校といった都立高校が、地域の進学校としての地位を固めていく。

    こうして人口が郊外へと拡散する中、日比谷高校らの進学成績は凋落していった。また下町の都立名門校であった上野高校や白鷗高校、両国高校、墨田川高校などの進学校も、台頭し始めた私立高校に優秀な生徒を奪われ、進学成績を落としていくことになる。

    白鷗、青山が復活し、立川、八王子東が凋落

    都内どこからでも希望の都立高校を受験できるように入試制度を大幅に変えた際、当時の石原慎太郎都知事は「高校生なんだから好きな学校に電車に乗って通えばよい」といったようだが、通学時間はあまり長くないほうが良いに決まっている。また希望の高校までの交通利便性も重要な指標になったはずだ。その後、都立高校の入学者選抜方式はその後、幾度かにわたって改変され、現在では都内どこからでも「単独志願」で学校を選べるようになっている。また各学校に特色を持たせるために進学指導重点校、進学指導特別推進校などの指定や小石川中等教育学校(旧都立小石川高校)のような中高一貫校も設置されるようになった。

    ではこうした動きがその後の都立高校の進学絵図にどのような変化をもたらしたのだろうか。学校の良し悪しを東京大学進学者数だけで判断するのが良いとは思わないが、あくまで参考数値という意味で、17年度の各都立高校の合格者数を見てみよう。

    一時、東京大学合格者数が一桁台に落ち込んでいた日比谷高校の48名を筆頭に国立高校26名、西高校19名が続く。注目すべきは、進学成績を落としていた下町の名門校、白鷗高校が12名、都市部の学校で、こちらも一時期進学成績が低下していた青山高校が7名、小石川中等教育学校も12名の合格者を出している。一方、郊外人口の増加の流れに乗って進学成績を伸ばしていた立川高校は3名、八王子東高校に至っては進学指導重点校であるのにもかかわらず合格者が0名になっている。

    ■都心部ほど良い生徒が集まる

    この現象は入学者選抜制度の改変や各学校の進学指導などの努力の賜物である一方、人口の都心回帰の動きと連動しているように考えられる。

    私立高校でもこの流れは顕著だ。たとえば、渋谷区にある渋谷教育学園渋谷高校。同系列の幕張高校は48名の合格者を出しているが、近年進学成績を急伸させた渋谷高校が25名もの合格者を出すに至っている。かつて東京大学への合格者を輩出していなかった、豊島区の本郷高校も17名。同じ豊島区の豊島岡女子学園は21名。38名の合格者を出した早稲田高校、48名の合格者を出した海城高校はいずれも新宿区、13名の合格者を出した攻玉社高校は品川区にある。

    まとめると、公立でも私立でも、今は都心部にある学校ほど、良い生徒が集まる傾向にある。そして今やこの傾向は、大学のありようにまで影響を及ぼすようになっている。

    小学校も大学も都心回帰の潮流

    都心の地価の高騰によって昭和の終わりから平成にかけて多くの私立大学が都心のキャンパスを捨てて、郊外に転出した。その代表的な街が八王子をはじめとする多摩地区だ。

    しかし、多摩地区での人口減少を見越してか、このエリアに拠点を構えていた大学が都心へと移転するケースが急増している。たとえば、15年に中央大学が法学部を23区内に移転することを発表。既に共立女子大は2006年に千代田区に、14年には実践女子大学が2つの学部と短大を日野市から渋谷区に、15年には拓殖大学が2つの学部を文京区内に戻している。

    トレンドとしては、多少地価が高くとも都心のブランドエリアに戻り、学生の人気を得ることが重要な戦略になっている。学校も所在する「街」のブランドを見定め、選びなおさなければ学生からそっぽを向かれ、死に絶えることが確実な時代になったのだろう。

    もちろん、受験は高校や大学入試から始まるわけではない。今やマンションを購入する際のファミリー層の最大の関心事が「進学先の小学校の評判」だという。

    都内三大名門公立小学校といえば千代田区の番町小学校、港区の白金小学校、そして児童相談所問題ですっかり有名になった南青山の青南小学校である。また教育レベルが高いと言われる文京区には3S1K(誠之、千駄木、昭和、窪町)と呼ばれる小学校がある。そうした学校の通学区にあるマンションはファミリー層に絶大な人気を誇り、新築も中古も高い価格で売れていくという。

    ■都心居住者が注目する「学校の立地」

    これまでは圧倒的な住宅不足を背景に、より郊外へと住宅地が拡散し、そのエリア内で新たな進学校、有名校が生まれていくという構図だった。だが、夫婦共働きが前提となる中、現代の住宅選びは、会社までの交通利便性を重視し、都心居住を選択する傾向が顕著になった。そうした中で彼らがあらためて注目するのが学校の立地であり、何を隠そう「街」なのだ。このあたりの事情は著者の近刊『街間格差』に詳しく記してあるので、関心をお持ちの読者はぜひ目を通していただきたい。

    学校側としても、これまでは大量の受験生から選抜できる立場にあった。しかし少子化が進む昨今、一部の有名校を除き、「お客様」となった学生が住む街の近くへと自ら寄りそっていかなければ経営が成り立たなくなってきているのが実情である。

    つまり住宅購入客も学生も、学校自体も、望もうが望むまいが、自分たちが所在する「街」を主体的に選ぶ時代になっている。そしてただ単に「住宅というハコ=ハード」の価値だけを見て選ぶような時代から、「街」そのものを選ぶ時代に変わった今、それに伴って、東京23区内の不動産価値にも大きな変化が生まれつつあるのだ。

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    牧野知弘(まきの・ともひろ)
    オラガ総研代表取締役
    1959年生まれ。東京大学経済学部卒業。第一勧業銀行(現:みずほ銀行)、ボストンコンサルティンググループを経て、89年三井不動産入社。数多くの不動産買収、開発、証券化業務を手がけたのち、三井不動産ホテルマネジメントに出向し、ホテルリノベーション、経営企画、収益分析、コスト削減、新規開発業務に従事する。2006年日本コマーシャル投資法人執行役員に就任しJ-REIT(不動産投資信託)市場に上場。09年株式会社オフィス・牧野設立およびオラガHSC株式会社を設立、代表取締役に就任。15年オラガ総研株式会社設立、以降現職。著書に『なぜ、街の不動産屋はつぶれないのか』『空き家問題』『民泊ビジネス』(いずれも祥伝社新書)『老いる東京、甦る地方』(PHPビジネス新書)『こんな街に「家」を買ってはいけない』(角川新書)『2020年マンション大崩壊』『2040年全ビジネスモデル消滅』(ともに文春新書)など。テレビ、新聞などメディア出演多数。

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    ※写真はイメージです(写真=iStock.com/taka4332)


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    【都立進学校がこの30年で激変したワケ】の続きを読む

     大学入試センター試験は2日目の20日、理科と数学の試験を実施し、全日程が終了した。試験監督者の不手際などのため、2日間で計103人が再試験対象者となった。開始時間の繰り下げは、電車の遅れや英語リスニング試験のトラブルなどで104人が開始時間を繰り下げた19日と合わせ、計9会場109人になった。

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    大学入試センター試験の開始を待つ受験生たち=東京都文京区の東京大学で2019年1月19日、竹内紀臣撮影


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